あなたの資産、本当に円で大丈夫ですか?
増え続ける日本の借金
2009年、日本が抱える借金の総額は880兆円に達したということが報道されました。
これまでもそうでしたが、相変わらず世界の借金王という王座を守り続けています。小泉構造改革という路線になった時には国債発行額を30兆円に抑えるという政策がとられたので、全国各地では公共工事がストップして一気に財政再建路線に突き進みました。これによって日本の借金増加には歯止めがかかったと思われていたのですが...。
小泉内閣、安倍内閣までは良かったのですが、福田内閣、そして麻生内閣。ここへ来て、この緊縮財政路線は大きく方向転換をして、景気対策という名のもとに従来通りのバラマキ政策が復活しました。まさに役人の思惑通りになったというわけですが、ここで大きな問題が現実味を帯びてきていています。それは、日本の財政破綻です。
現在、日本が抱える借金の総額は880兆円で、個人の金融資産は1300兆円と言われています。まだ今のところは国民が持っている資産総額のほうが上回っているので、安定した運用先として人気の高い国債を買う資金力があります。しかし、国の借金がさらに増大して国債発行額が増えるとどうなるかお分かりでしょうか?
国債が返済不能になるとどうなる?
国民が国債を購入する力を超えて、外国からの購入に頼らざるを得なくなります。国債が外国に買われるということは、日本が外国から借金をして国家運営をすることになります。これがいかに危ういことであるかは、過去に色々な国が証明しています。
国債の償還(期限に金利をつけて返済すること)が出来ているうちは良いのですが、1回でもそれが出来ないというリスク(デフォルトと言います)が高まると、その国の国債は一気に信用を失って投売りされ、紙切れ同然になってしまいます。その瞬間から、その国は借金ができなくなります。不渡りを出した会社と同じです。
日本の通貨である円の価値は下がってハイパーインフレが発生すると、物価が急上昇して物が自由に買えなくなります。世界各国で起きているインフレによる暴動などが日本で現実に起きても、何ら不思議ではないのです。
そんなリスクが現実味を帯び始めている日本円。今持っている資産の全てを円で保有していて大丈夫と言い切れますか?
