Home  » 海外に資産を持とう  » 金融鎖国の日本

金融鎖国の日本

ビッグバンのその後

日本版金融ビッグバンという政策が行われ、銀行や保険、証券といった日本の金融界は大きく様変わりしました。それまでは護送船団方式と呼ばれる横並びの金融行政だったので、金融機関はどこも国の号令に従って営業をしていれば会社が存続するという時代が長らく続きました。

しかし、外国からの圧力によってビッグバンが起こり、金融業界は大きく再編され、かつて10行以上あった都市銀行も3大メガバンクグループに再編されています。世界中のあらゆる金融商品を投資対象としたファンドなどが続々と設定され、今や日本国内にいながらにしてグローバルな経済と直結していることを実感することがよくあります。

本当の国際化、グローバル化とは?

しかし、これはあくまでも表向きの話であって、実際に日本の金融業界がグローバル化しているかというと、必ずしもそうとは言えません。その証拠に、日本人が海外の銀行に口座を開設して資産を管理するということが、簡単に出来そうで出来ません。
外貨預金やFXといった手法で外国の通貨を資産として持つことができますが、これも日本国内の銀行やFX業者などを通じて行っているもので、万が一これらの金融機関が破綻するようなことになれば、その処理プロセスは日本国内の方式に基づいて行われます。

特に外貨預金やFXというのは預金保護の対象になっていないので、日本国内の金融情勢に悪いことが起これば、たちまちその資産が危険にさらされることにもなりかねないのです。

そこで、外国に本拠地のある銀行に預金口座を開設して、そこで資金を管理するという在外資産という手法が最も有効であるということになるのですが、これを良しとしない日本の金融当局は露骨にこれを阻止しようと躍起になっています。

噂によると、海外の銀行が日本人の口座開設に対して厳しいのは、日本の金融当局からの圧力があるということまで囁かれています。これが本当なのかどうかは分かりませんが、一部を除いて海外の銀行が言葉の壁や口座開設後の運用面での問題を挙げて日本人の一般市民に対して口座開設に消極的なのは事実です。

日本版金融ビッグバンがあったのですが、日本は相変わらず金融鎖国を続けているのです。

海外銀行比較表・PDFファイルダウンロード

このページの先頭に戻る