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海外口座維持という作業

海外口座は持っているだけではダメ

海外の銀行に口座を開設することは資産の防衛や有利な運用などメリットが非常に大きいということは再三述べていますが、あくまでも目的は海外に口座を開くことではありません。簡単にできる作業ではないので、どうしても海外の銀行に口座を開設することが目的に思えてしまいますが、本当の目的はその口座を活用することです。

そこで、海外口座を開設した後にどうすれば良いのかということを考えてみたいと思います。この際に忘れてはならないのが、海外の銀行には維持管理が必要であるという点です。日本の銀行であれば口座に数百円しか入ってない状態で放置していたとしても、それは何年にも渡ってそのままです。さすがに10年以上経つと休眠口座となって最悪の場合は口座の権利そのものを失うこともありますが。

こんな日本のシステムは非常に悠長なもので、海外の銀行はここまで大らかではありません。顧客のお金を預かるにはコストが掛かるので、そのコストを預金者に転嫁してきます。その最も典型的なものが口座維持手数料です。銀行によってその名称は異なりますが、おおむね預金残高がある一定の金額を下回ると、月額で一定の手数料が掛かるという仕組みになっています。

知っておきたい口座維持の最低ライン

例えばシティバンクの在日支店では、1ヶ月の平均預金残高が30万円を下回ると3千円の口座維持手数料が掛かります。これはシティバンクだけでのことではなく、海外の銀行ではほとんどの銀行で採用されているシステムです。

銀行にお金を預ける目的のひとつとして、金利で資産を増やすということもあるのですから、手数料で預金残高が目減りしていては本末転倒です。そこで、海外口座を維持するためにはこの最低預金残高に注意して下さい。
このサイトでご紹介している主な銀行の最低預金額は以下の通りなので、参考にして下さい。

  • Union Bank of California:300ドル
  • シティバンク・シンガポールIPB:2万ドル
  • Bank of Scotland Offshore:5000ポンド
  • Australia and New Zealand Bank:口座によっては無し
  • HSBC香港:10万香港ドル(Power Vantage口座)
  • TDカナダトラスト:2000ドル(1日でも下回ると口座維持手数料発生)
  • First Hawaiian Bank:300ドル
  • Central Pacific Bank:1000ドル

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