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外国人向け口座開設事情

非居住者の口座開設は厳しくなる一方

以前は、日本人観光客が海外の現地でふらりと銀行に立ち寄って口座開設ということも簡単にできました。今では世界的な銀行として知られるシティバンクやHSBCでもそれは同様だったので、今にして思えば牧歌的な時代です。

そんなムードが一変したのは、9.11の同時多発テロです。世界情勢を大きく変えた事件でしたが、その影響は金融業界にも波及して、外国人とりわけ非居住者(その銀行窓口がある国に住んでいない人)に対する口座開設がやりづらくなりました。
なぜなら、海外の銀行口座を利用したマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ組織の資金移動など、何かと不正行為に利用されることが多いからです。こうした不正行為を防止するために、世界各国の当局が銀行に対してかなり厳しい監視体制を敷いているため、銀行もこれまでのように簡単に口座開設に応じるわけにはいかなくなったのです。パスポートさえあれば現地で口座開設ができた銀行が、今ではその銀行ですでに取引をしている居住者の紹介がないと応じてもらえないということも少なくありません。

それでも魅力的なジャパン・マネー

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それでは、今後もこの流れが続いて海外に口座を開設するのはますます難しくなるのか?というと、実際のところはそうでもありません。やはり世界第2位という地位にある経済大国の巨額な資金というのは世界中の銀行にとっては大きな魅力でもあるので、本音では日本人の預金を受け入れたいと考えている銀行も非常に多いのです。

海外の銀行が日本語のページを設けて、現地に口座を開設する方法を案内しているところも多くなってきました。このことが何を意味しているのかは言うまでもなく、日本人の口座開設を呼びかけているわけです。この傾向は特にアジアのオフショア市場と呼ばれるシンガポールや香港をはじめ、日本人観光客が多く訪れるハワイやグアムなどのリゾート地、さらには経済的に日本と関係が深いオセアニア諸国などが挙げられます。
どんどん門戸を狭くしている銀行より、むしろ先方が歩み寄ってきている銀行を考えるのも、ひとつの有効な方法です。

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