オフショアを狙え!
オフショアという選択肢
海外の銀行で口座を開設する場合、「いったいどの国の銀行にすれば良いのか?」という素朴な疑問が先立ちます。
これは簡単なことで、いわゆるタックスヘイブンと呼ばれている地域やそれに準ずる地域、つまりオフショアがオススメです。この理由についてはすでに述べているのでそちらをご参照頂きたいのですが、何と言ってもオフショアというのは非居住者の外国人からの預金を積極的に受け入れており、その態勢が整備されているからです。
さらにオフショアというのはその金融面でのメリットに注目した世界の富豪や企業などからの資金が集まってくるので、国際金融センターとして進んだ銀行サービスを展開している銀行がほとんどです。日本の銀行サービスしか知らない日本人にとっては、本当の意味での銀行サービスをオフショアの銀行で知ると愕然とすることも少なくありません。
それでは、日本人が口座を開設することに適しているオフショアはどこでしょうか。世界的なオフショアとして知られている地域はたくさんありますが、やはりその中でも日本に近いところが良いでしょう。
代表的なオフショア
この条件が考えると、真っ先に挙げられるのはシンガポールと香港です。
どちらも非常に面積の小さな国や地域ですが、アジアの金融拠点として世界中の資金が集まるオフショアです。HSBCやシティバンクなどの世界的な大銀行がオフショア業務専門の口座を設けているので、多くの非居住者がこれらの口座を利用しています。当然ですが、日本から近いこともあって日本人の非居住者口座も多数あります。
その他のオフショアとして最も有名なのは、英国領マン島です。
イギリスにはグレートブリテン島、その隣にアイルランドという大きな島がありますが、そのちょうど中間に浮かぶ島がマン島です。地理的にも完全にイギリスなのですが、なぜかマン島はイギリス王室属国という位置づけになっていて、イギリスの法律とは違う制度下にあります。金融収入は非課税である上に、預金保険制度があるという恵まれた制度なので、世界的なオフショアとして多くの銀行が資金を管理しています。
