スローストキャスティクスは相場の温度
相場の温度計
テクニカルチャートにはトレンド系とオシレーター系があるとお話ししました。ここでご紹介するスローストキャスティクスは、オシレーター系チャートの代表格です。オシレーター系チャートの役割は相場の温度と言って、買われ過ぎや売られ過ぎを察知することです。
相場が行き過ぎの展開になると反動が起こる可能性が高くなりますが、それでは今は買われ過ぎや売られ過ぎの状態にあるのかどうか、これを知るためのものがオシレーター系チャートで、このスローストキャスティクスもその一つです。
スローストキャスティクスの使い方
スローストキャスティクスの使い方は簡単です。それでは実際の図で説明しましょう。
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この図は2009年の米ドル相場です。上にあるローソク足ではなく、下にある折れ線グラフがスローストキャスティクスです。このようにオシレーター系チャートの多くは、実際の値動きを示すチャートとは別のところに表示されるようになっています。
折
れ線グラフが上下に変動しているのが分かりますが、上と下に白い網掛けをしました。上の白部分は指数75以上で、下は指数25以下です。
基本的な見方としては、スローストキャスティクスが75を超えると買われ過ぎです。そして、逆に25を下回ると売られ過ぎです。実際の値動きと比較してみると、スローストキャスティクスが25を下回ると相場も93円台の安値になっており、売られ過ぎの反動から上昇しています。その次に101円台にまで上昇すると、スローストキャスティクスも買われ過ぎを示しており、その後は徐々に下落しています。
さらに高度な見方として、スローストキャスティクスにあるそれぞれの線の交差もチェックポイントとなります。移動平均線の時と同じ要領で、後から追ってきている線(赤い線で、%Dと言います)が先行している線(青い線で、Slow%Dと言います)と交差すると、買われ過ぎや売られ過ぎによる反動が起こるサインと言われています。
外貨預金で新規に預け入れをするためにこのスローストキャスティクスを利用する場合、狙い目は日足チャートで売られ過ぎを示している時であるのは言うまでもありません。
